説得力のある鍵
顧客との信頼関係を築くはずの販促活動が、セキュリティの不備によって一転して正反対の効果を生むことになってはいけない。
たとえば、通信時の情報は暗号化されているか。
24時間365日体制の不正侵入自動検知システムはあるか、など。
また、日本情報処理開発協会による第三者認証制度も参考になる。
これらセキュリティ面の整備は、ASPを選ぶ際の最低条件であり、そのうえで機能性に着目すべきだろう。
登録者に対して一斉にメールを配信することはもちろん、自動応答メール、空メールの受け付け、さらには顧客それぞれの記念日のグリーティングメール配信など、携帯電話というコミュニケーションツールだけに、きめ細かな配慮が求められる。
また、会員へのアクション喚起を求めるなら、徹店したマーケティングが欠かせないのは前述したとおりだ。
自社が囲い込んだ顧客が、どのような時間帯に活動しているかはもちろん、キャリアの内訳や、さらには全体数の変動の流れの法則は何か。
データを正確に読み解くことが、成果に結びつくことは言うまでもない。
ただし、リーチに優れたツールであるからといって、無限に情報を配信できるものではない。
顧客の多くはダイレクトメールやスパムメールの類いに酔易しており、着信しても開封せずに削除されるメールは少なくない。
最後に、ASPのこれまでの導入実績を重視することも必要だ。
事例の数はノウハウに比例する。
自社のシステムで、いかに最大限の効果を生むか熟知するASPであれば、コンサルティングの面でも心強い味方となるのは間違いない。
携帯電話そのものが進化を続ける現在、サービスは今後もさらに多様化するだろう。
最終的には、自社の事業内容との親和性こそを、最重視する必要がある。
東京駅・八重洲地下街の一角に、Tb株式会社がスタンド形式のAsジュース専門店『As』をオープンさせたのは、2002年5月のこと。
「平日は多くのサラリーマンやOLが通過し、休日には遠方からの観光客で賑わう立地。
店長のOcさんは、「毎日通ってくれるお客様だからこそサービスしたい」と胸中を明かす。
そこで同店がプロモーションの一環として2003年から導入しているのが、B社が運営するケータイ販促システム「おやゆびどっと混む」だ。
まずは顧客の登録。
実店舗のレジ前に置かれた案内板に従って、携帯メールのアドレス登録を済ませると、同信からのニュース、そしてクーポンが配信される。
クーポンをケータイの画面で表示すれば、1週間のサービス期間中は何度でも50円引きとなる。
たとえば、ジュースのSサイズであれば、通常200円が150円で味わえることになり、こうしたサービスウィークが毎月あるのだから、顧客の満足度も高い。
しかしその一方で、「あまりメールでニュースばかり送ってこられるのも、私自身がお客様の立場であればイヤなものですから」と、極力簡潔かつ低頻度での配信にとどめる配慮をしている。
それでも顧客の年齢層がやや高めであるためか、導入当初はケータイクーポンの利用は伸び悩んだという。
こうした携帯電話を利用した集客では、どうしても、メールアドレス登録作業に誘導すること自体にハードルがある。
そこで、同システムに用意されている、ケータイ端末に接続するだけで登録作業が完了できるフラッシュメモリタイプのアタッチメントを店頭に設置したり、カメラ機能付きケータイ向けにQRコード、さらには空メールによるレスポンス対応など、複数の登録ルートを活用している。
このようにして登録してくれた顧客は、情報の受信感度も高い。
新メニューの開始など、適宜お知らせメールを送ることで、来店を促し、購入にまで結びつけられる。
携帯メールは、その次のアクションへとつながる確率が高いのである。
「たとえば、夏場に提供している『柚子茶』など、期間限定のメニューを始める際には、皆様にメールで情報をお送りしています。
店頭のチラシで告知をするだけですと、なかなか気付いてもらえないものなのですが、携帯電話にメールでお知らせすると、新メニューへのオーダーが格段にアップしますね」こうした即時性を必要とする情報を、お得なクーポンと一緒に手元の携帯電話に配信するのは、顧客の迅速な行動を喚起することにもつながる。
何よりも、毎日の習慣として親しまれる『As』にとって、こうしたサービスで顧客とのコミュニケーションを継続することは、このうえない効果を持つはずだ。
東京駅・八重洲地下街ローズロードにある店舗。
インターネット懸賞は、ほかの広告媒体に比べて安価で簡単にキャンペーンを行えることから、ネット黎明期から急速に普及し、かつ今日まで安定した人気を保ち続けている特殊なジャンルである。
ネット懸賞は、主に企業や商品の告知、会員獲得、マーケティングツールとして活用することができる。
インターネット上で行われている懸賞を紹介する「懸賞サイト」は、常時数千件の懸賞情報を掲載しており、大手サイトには月間何万ものユーザーが訪れる。
以上の特徴を踏まえ、ネット懸賞に挑戦してみよう。
まずはキャンペーンの目的を決めなければならない。
前述のようにネット懸賞にはインターネットならではの利点がある。
「何のために行うのか」、「ターゲットは誰なのか」、懸賞サイトの仕組み広告枠への掲載、ポイント付与など掲載申し込み「キャンペーンを通じて何を得たいのか」を明確にしよう。
キャンペーンの目的が決まったら概要を決めよう。
ここで注意しなければならないのは賞品と当選者数の設定だ。
今回のキャンペーンがどの世代をターゲットにしているのかを考え、その世代の興味をそそるような物を賞品とする必要がある。
万人受けを狙うならばクオカードなどの金券類や電化製品がおすすめ。
また、一点豪華でいくか、安めの賞品を大量に当選させるかも考慮しなければならない。
一般的には、当選者数が多いほうが当たりそうな気がするというユーザー心理が働き、応募も増える。
もちろん、流行の商品ならばそれだけで人を集めることもできる。
次に、ユーザーに入力してもらう項目を考えよう。
この際に、再度キャンペーンの目的を思い出そう。
メルマガ会員獲得が目的なら、応募条件に「メルマガ購読必須」とすることも可能だ。
また、アンケートなどのデータが欲しい場合は「アンケート必須」とするのがよい。
懸賞をインターネットで行う利点のひとつは応募データを自動的にデータベース化することができ、集計などの手聞がかからないことである。
この入力項目をうまく活用して、今後のマーケティング戦略につなげよう。
ただし、応募するユーザーはあくまで懸賞が目当てなので、あまり質問項目が多かったり、込み入った内容の質問をしてしまうとユーザーに負荷がかかり、思ったほどの効果を上げることはできない。
できれば質問は5問前後、かつ選択式のものが好ましい。
また、最近では住所など個人情報の入力が、ユーザーの負担になってきている。
メールアドレスとニックネームなど、必要最低限のものだけを必須項目にすることで、ユーザーに安心感を与えることができる。
住所は当選者に後ほどメールで聞くなどの対策をとると、企業もユーザーもお互いに負担は減る。
ページが完成したら、より多くの人の目に触れるよう、懸賞サイトに投稿しよう。
仲間と一緒に鍵が発売されます。結構珍しい鍵だと思います。
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